中古住宅と新築住宅の相場から探る!太宰府市でおすすめの住宅とは? | 太宰府・小郡・朝倉・筑前・筑紫野で探す高機能注文住宅情報
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中古住宅と新築住宅の相場から探る!太宰府市でおすすめの住宅とは?
2023/08/30
福岡県有数の観光地「太宰府天満宮」がある大宰府市。
太宰府天満宮を中心とした歴史的な観光地として年間を通じて多く人が訪れます。
観光地として有名な太宰府は、歴史を感じさせてくれる静かな環境は利便性も良く、住宅地としても人気がある地域でもあります。
歴史を感じる街「太宰府」でおすすめできる住宅とはどんなものでしょうか。中古住宅と新築住宅との価格の違いや、相場なども含めて解説いたします。
大宰府の魅力とは?
太宰府市は福岡県の中部に位置する都市で人口は約7万人です。
福岡県の中心となる福岡市へは直線距離で約16㎞。鹿児島本線や西鉄大牟田線で繋がることから、福岡市のベッドタウンとして発展してきました。
福岡市中心部までも電車で約30分位なので通勤通学にも便利です。
西鉄五条駅には太宰府市役所をはじめ行政の中心で、太宰府市民図書館や市民プール等のスポーツ施設も充実しています。
また、博多駅から太宰府中心部までバスで40分、福岡空港へは25分とアクセスも良好です。
市内にはスーパーが点在して、市の中心部から車で10分位のところには専門店や映画館等のアミューズメントが集まった「イオンモール筑紫野」があり、休日は多くの人たちで賑わいます。
広いグランドに滑り台やローラースライダー、アスレチック施設がある「太宰府梅林アスレチックスポーツ公園」は大人も子供も楽しめる場所として人気です。
「太宰府市民の森」は桜や紅葉が楽しめて、キャンプ場もあるので一年を通じて楽しめます。
太宰府市と言えば、やはり有名なのが「太宰府天満宮」です。
平安時代初期の学者菅原道真をお祀りしている太宰府天満宮は、学問の神様として全国的に有名で、受験シーズン前には合格祈願するために多くの人が参拝に訪れます。
他には、多数の文化財を展示している「九州国立博物館」は「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館」をコンセプトにした、日本には4つしかない国立博物館のひとつです。
「学問の街」として知られている太宰府は、「親と子の『育ちあい』を助ける街づくり」をスローガンに掲げ、子育てと教育に力を入れています。
幼児教育・保育の無償化や児童手当を設けたり、ファミリーサポートセンターを開設させたり、妊婦タクシーやうめっこテラス等の行政サービスが充実しているのが特徴です。
そして、子供が手を離れると子育てをサポートする「おたすけ会員」として子育てをサポートする側として活躍することも可能です。
また、大宰府市は全国的に見ても学力が高く、太宰府市内には小学校が8つ、中学校が4つ、高校が4校あり、大学は福岡国際大学や筑波女子短期大学、九州情報大学等の多くの教育施設あります。
大宰府で家を建てるなら、新築?中古?それぞれの相場で比較
住宅を購入する際に、まず考えるのが新築住宅にするのか、それとも中古住宅を購入するのかではないでしょうか。
日本では、かつては「新築神話」と言う言葉あったように新築住宅が人気がありましたが、最近では中古住宅を購入する人が増えてきました。
太宰府市の新築住宅の地区別の平均価格見ると、最も高いのは石坂・長浦台・水城で4,000万円台が主流です。
大佐野地区は物件数が最も多くて価格の幅が広く、敷地面積にもよりますが3,900万円台の後半から7,000万円台です。
宰都・朱雀・連歌屋・国分・都府桜南地区は3,000万円台の物件が多く、吉松・青山・三条地区は2,000万円台で新築物件が購入可能になります。
中古物件は、直近三年間の標準的な物件の価格は18.61%上昇しています。
福岡県全体の直近3年間の価格が12.74%なので、上昇率がやや高めになっていて、資産価値が上がっていることを示しています。
次に新築と中古のそれぞれの、メリットとデメリットを見てみましょう。
新築のメリットは、やはり「新しい」ことです。建物自体もそうですが最新の設備を備えた家に住めるのは新築住宅だからです。
また、住宅ローン控除や固定資産税等の税制優遇を受けやすくなることや、住宅全体が新しいので維持費がそれほどかからないのもメリットだといえるでしょう。
一方で、中古住宅に比べると価格が高いため、希望するエリアに住めるとは限らないことや、日当たりや騒音等のリスクが住んでみないと分からないことがあります。
中古住宅のメリットは、新築に比べると住宅価格や初期費用が安く、人が住んだ事がある物件なので周囲の環境を判断をして購入することできます。
また、中古物件は住宅のある地域ならどこでも売り出される可能性があり、新築なら予算不足の物件や人気の住宅エリアを購入可能です。
デメリットは住宅設備が古く、耐震性や断熱性、気密性等の住宅機能が新築に比べると劣ってしまいがちです。また住宅の担保価値が審査に影響あを与えるため、築年数によってはあまり古いと住宅ローンが組めない可能性があります。
中古住宅を選ぶ際のおすすめの築年数は何年目?
ひとくちに中古住宅と言っても、築年数が2、3年の住宅から築40年以上の住宅まで様々です。
また、中古住宅は同じ時期に建てられた住宅でも使用状況により物件の状態が変わります。
築浅の物件は外観、内部共にそれほど劣化しておらず、住宅設備も古くはないため価格もそれほど安くはありません。
反対に、築40年以上の物件になると、快適に住むためにはリフォームやリノベーション工事が必要になり、住宅の状態によってはその費用が高額になることがあります。
住宅は新築後に価格が年々ゆっくりと下落しますが、築10年を過ぎると下落幅が大きくなります。
そのため、中古住宅を購入するなら、価格が大きく下がる築15年~20年前後が狙いめで、特に15年前後はリフォーム費用や住宅ローン控除等の税金の面においてもおすすめです。
その理由は、築15年前後であれば現行の建築基準法で定められている耐震基準等の様々な基準を満たしています。
また、水回りなどの住宅設備も大きく劣化をしていることがほとんどないことが考えら、そのためリフォーム費用がそれほど必要ないので、初期費用を抑えることができます。
もっと費用を抑えたい場合は築年数25年~30年前後の中古住宅もおすすめです。
不動産には法定耐用年数が定められていて、マンションであれば47年、一戸建て住宅は建築構造によって異なります。
日本の住宅に多い木造住宅は法定耐用年数は22年です。法耐用年数が過ぎても住むことはできますが、築25年を過ぎると建物の評価はゼロになるので土地のみの価格で購入できまし。
法定耐用年数の家の寿命とは違います。国土交通省の調べでは、住宅の平均寿命は65. 01年なので、築30年の中古住宅を購入しても、リフォームをする約30年以上も住むことができます。
また、特定空家を購入すると「空家法」により、固定資産税減免の優遇措置を利用することが可能です。
しかし、注意したいのが、築25年を過ぎると外壁をはじめキッチンやトイレ、お風呂場等の水回りが劣化するため、リフォーム費用が高額になりやすいことです。
そのためにも、中古住宅を購入する時に住宅の修繕履歴を確認してください。
修繕履歴を知ることで、不具合の起きやすい箇所が把握できて、リフォーム費用を計算するうえでも役立ちます。
修繕履歴は購入前ならば売主にすぐに確認することができるので、中古物件を購入する前に確認をするようにしましょう。
ここでは、太宰府での新築住宅と中古住宅のそれぞれの違いをお伝えしました。
太宰府は福岡市内へのアクセスも良く、子育てや教育施設が充実している都市です。
新築住宅は新しい住宅に最新設備で住むことができますが、購入価格が高くなり、一方で、中古住宅は購入価格は抑えられますが、設備が古くリフォームが必要になることもあります。
それぞれのメリットとデメリットを比べて、予算とライフスタイルに合わせた住宅を選択しましょう。