注文住宅の外観は意外と難しい?外観の考え方や決め方のポイントを紹介 | 太宰府・小郡・朝倉・筑前・筑紫野で探す高機能注文住宅情報
施工例
注文住宅の外観は意外と難しい?外観の考え方や決め方のポイントを紹介
2024/02/19
注文住宅の外観はシンプルモダン、ナチュラル、和モダンの3つの主要スタイルがあります。外観を決める際には、まずデザインとコンセプトを明確にし、次に素材とカラーを検討します。統一感を持たせつつ、適度なアクセントを加えることで、おしゃれな外観が完成します。
注文住宅の外観の代表的な種類
シンプルモダンは、装飾を省き、質感や美しさに焦点を当てたスタイリッシュなデザインです。ナチュラルは、モダンなスタイルに自然な要素を取り入れた外観で、木目の温かみが特徴です。和モダンは、和風の伝統とモダンな要素を融合させたデザインで、シンプルで居心地の良い空間を提供します。
◇シンプルモダン
個性的な装飾や要素を省き、素材の質感や温かみ、美しさに重点を置いたスタイリッシュなスタイルです。外観の基本カラーは白や黒、グレー色で、どんな外壁の色とも調和し、無機質な印象を与えます。ガラスや強化プラスチック、金属などの素材を用いた直線的で機能的なデザインが一般的で、現代的かつ洗練された要素を備えています。
◇ナチュラル
ナチュラルモダンの外観は、モダンなスタイルをベースに作り上げます。屋根の形状は、一般的にシンプルな切妻屋根や片流れ屋根ですが、デザインや用途によっては陸屋根を選定することもあります。また、軒を少なくし、笠木を細くすることで屋根周りをすっきりとしたデザインに仕上げます。ナチュラルテイストとも呼ばれるこのスタイルは、木目の温かみを感じる床や、ベーシックで安心感のある家づくりが特徴です。
◇和モダン
和風の伝統的なデザインに、モダンでスタイリッシュな要素を融合させたスタイルです。シンプルな中にも温かみがあり、居心地の良い空間が演出されます。和風のデザインでは襖や畳、障子など、直線が多く使われます。
また、現代的でムダのないデザインや設計が特徴で、豪華な装飾やカラーは用いず、シンプルな美しさと機能性を重視。コストパフォーマンスに優れており、流行に左右されないのが魅力です。
外観づくりのポイント
外観は3色で統一し、特にグレー・ナチュラルカラー・ダークカラーが人気です。アイボリーやクリーム、薄いグレーは汚れが目立ちにくいです。3色以内に抑え、白やベージュで明るく、黒やグレーでシンプルな印象を出すと良いでしょう。アクセントは適度に入れ、統一感を保つことが重要です。
◇外観は3色でまとめる
家の外観で人気のある色は、グレー・ナチュラルカラー・ダークカラーです。特に、ベースカラーとして白や黒、グレーを選ぶと良いでしょう。これらの色は無機質な印象を与え、どんな外壁の色とも調和します。
また、汚れが目立ちにくい色としては、アイボリーやクリーム、薄いグレーが挙げられます。外観に使う色の数は多くても3色以内に抑えることがおしゃれに見せるコツとされています。それ以上の色を使うと外観を調和させるのが難しくなります。
明るくおしゃれな雰囲気を出すには白やベージュ、シンプルでかっこ良い印象を出すには黒やグレーなどの色を用いると良いでしょう。
◇アクセントをさりげなく入れる
外観に少しのアクセントを加えると、おしゃれな印象を与えてくれます。外壁のアクセントは豪華な装飾とは異なり、低コストでおしゃれな雰囲気を演出することができる点が大きなメリットです。
外観全体の一貫性が重要です。異なる素材やスタイルが混在すると、統一感が損なわれ、違和感を生み出します。注文住宅では、屋根の形や外壁の素材、エクステリアを段階的に選択するため、統一感が失われる可能性があります。
統一感を保つためには、最初の段階で一貫したテイストを確立し、最終的に外観全体のイメージを確認することが重要です。木目調の外観アクセントは人気がありますが、過度に使用すると逆効果になる場合があります。
例えば、外壁の大部分に木目調サイディングを使用すると、山小屋のような雰囲気になり、住宅地では浮いてしまい、違和感を与える可能性もあります。アクセントとして使用することを忘れず、効果的な場所に限ってアクセントを取り入れることが重要です。
おしゃれに見せる注文住宅の外観の決め方
家の外観を決める際には、デザインとコンセプトを明確にし、インターネットやSNS、雑誌などでイメージを具体化させることが大切です。素材やカラー、屋根の形状も重要で、テイストに合った選択が求められます。慎重な選定と統一感を持たせることで、魅力的な外観が完成します。
◇デザインとコンセプトを決める
家の外観を決めるときに大切なのは、住みたい雰囲気を考えながら家の基本的なスタイルを決めることです。家づくりの方向性や考えを明確にし、迷わずに進むために、インターネットやSNS、雑誌などで写真や画像を集めてイメージを具体化させることが重要です。
◇素材とカラーを決める
外壁の素材には、サイディングやタイル、コンクリート、モルタル、ALCなど、さまざまな種類があります。これらの外壁素材をうまく使い分けることで、家の高級感を演出することができます。
また、外壁素材の選択はカラーリングにも影響します。同じ色でも、表面がつるつるした素材は色が濃く見え、表面がザラザラした素材は色が薄く見えるため、慎重に選ぶ必要があります。
外観素材はそれぞれ、汚れの目立ちにくさや性質、手入れ・加工のしやすさ、耐久性、価格などが異なります。家の広範囲を覆う素材であるため、自身の予算に合った最適な素材を選ぶようにしましょう。また、素材によってメンテナンスの頻度も異なるため、注意が必要です。
◇屋根材と形を決める
屋根の形状は、家の印象を大きく左右する重要なデザイン要素です。一度施工してしまうと変更が難しいため、慎重に選択することが肝要です。屋根の形状もカラーと同様に、全体のテイストとの調和が重要です。
たとえば、和風の家に片流れ屋根を選んでしまうと、和風の雰囲気を損ねるおそれがあります。大切な点は、家のテイストと屋根の形状を一致させることです。注文住宅では屋根の種類も異なるため、テイストに合ったデザインを選ぶことが肝心です。
注文住宅の外観には、シンプルモダン、ナチュラル、和モダンの3つの代表的なスタイルがあります。シンプルモダンは装飾を省き、スタイリッシュなデザインが特徴。ナチュラルはモダンなスタイルに自然な要素を取り入れ、木目の温かみが魅力です。和モダンは和風の伝統とモダンな要素を融合させ、シンプルで居心地の良い空間を提供します。
外観の決定にあたっては、まずデザインとコンセプトを明確にし、住みたい雰囲気をイメージします。次に、素材とカラーを検討します。外壁素材は多様で、適切な選択が重要です。さらに、屋根の形状も重要で、家のテイストとの調和を考えながら選びましょう。統一感を保ちつつ、アクセントを上手に取り入れることで、おしゃれな外観が完成します。