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福岡で新築！注文住宅が向いている人はどんな人？

2023/05/19

福岡でマイホームを検討する際に、建売住宅と注文住宅がどのように異なるのかを知っておくのがおすすめです。建売住宅を買った方がよいのか、注文住宅を建てた方がよいのかは、その人の状況や実現したいマイホームの姿によって異なります。建売住宅と注文住宅の違いと、注文住宅の方が向いている人について解説します。

建売住宅と注文住宅の違い

マイホームの新築を検討する際、まずは建売住宅にするのか、注文住宅にするのかの方向性を決めるのが一般的です。建売住宅と注文住宅について詳しく見てきましょう。

建売住宅とは？

建売住宅は、一定の規格の住宅が土地とセットで売られます。住宅が完成した状態で売りに出されるタイプと、建設前や建設中に売りに出されるタイプがあります。建設前や建設中に購入を決めるタイプではオプションをつけたり、一部の設備を選んだりできる場合があります。

注文住宅とは？

注文住宅は住宅を建てる土地を選んで、建物の設計をして、施工を依頼しますので、立地や間取り、デザイン、設備などを自分好みにできます。あらかじめ決められたパターンから選んで組み合わせる、セミオーダータイプの注文住宅もあります。

異なるのは自由度と完成まででの期間

建売住宅と注文住宅で大きく異なるのは、自由度と時間です。建売住宅はどの住宅を選ぶのかは選べても、立地や間取り、設備など、すべてに納得のいく住宅が見つかるとは限りません。注文住宅に比べると自由度が低いといえます。特に、既に土地を所有していたり、現在の住まいを取り壊して家を建てようと思っていたりする場合には、土地とセットの建売住宅は選択肢から外れます。
一方、家を建てることを検討してからかかる時間は、圧倒的に建売住宅のほうが短期間で入居できます。注文住宅では土地探しから始まって、建物の設計、ハウスメーカーや工務店探し、内装や外装を選ぶ作業など、打ち合わせを繰り返さなければなりません。転勤や子どもの進学のために早く生活を落ち着かせたい場合には、注文住宅では時間がかかりすぎるかもしれません。

建売住宅が向いている人はどんな人？

ここから建売住宅のメリットとデメリット、そしてどんな人に向いているのか見ていきます。

建売住宅のメリットとデメリット

建売住宅は大量生産型の住宅ですので、注文住宅よりも費用が安くあがり、一定の品質が確保されます。一般的に使いやすいと感じる設計になっていて、選択肢も少ないですので、使い勝手が悪くて後で後悔する心配もありません。また、土地と建物がセットになっていて、売買契約は直接販売先と結ぶだけですみ仲介手数料も発生しません。

完成した後に販売している建売住宅なら、実際に内覧してから購入できますので、実際に住んでみて「こんなはずじゃなかった」と、期待外れだと感じる可能性は低いといえます。購入を決めてから、最短で1カ月程度で引っ越して新生活を始められるのも、建売住宅の大きなメリットです。

建売住宅のデメリットは、土地の状況を判断しづらいことです。建売住宅自体は規格どおりでも、家が建っている土地の性質はそれぞれ異なります。土地の状態によってはより強固な耐震性や耐久性が求められる場合もあります。必要な調査と基礎工事をしっかり行っている信頼できる業者を選ぶのが大切です。

建売住宅が向いているタイプ

「予算を抑えたい」「早く入居したい」「事前に完成した物件を見てから購入したい」「土地を持っていない」といった人は建売住宅が向いていると言えるでしょう。

注文住宅が向いている人はどんな人？

ここから注文住宅のメリットとデメリット、そしてどんな人に向いているのか見ていきます。

注文住宅のメリット・デメリット

注文住宅は、立地にこだわりのある人や、既に土地を持っている人にも対応できます。土地の状況や近隣の様子や治安を確認して家を建てる場所を選べますので、安心して生活できます。家の設計・施工を依頼するハウスメーカーや工務店を選ぶ際に、相談や見積もりで納得がいくまで家づくりに関する知識を得られますので満足できる家をつくれます。

また、建築過程を確認しながら、マイホームが出来上がっていく時間を楽しめるのもメリットです。注文住宅は、家族の生活スタイルに合わせた間取りはもちろん、高気密・高断熱、防音などの性能も追及できます。建売住宅にはない斬新な外観にしたり、特殊な建材を使用したりできます。

一方で注文住宅のデメリットは、労力と時間がかかることです。土地探しから、ハウスメーカーや工務店選び、デザイン設計だけで半年以上かかってしまうケースは少なくありません。入居までには1年はかかると考えたほうがよいでしょう。施工業者に設計図だけでなくイメージ図も依頼できますが、入居してから住みにくさを感じたり期待外れ思ってしまう可能性があります。

家へのこだわりと予算との兼ね合いで悩まなければならないのも注文住宅のデメリットです。悩んだ末に建売住宅と同じような間取りになってしまうかもしれません。大量生産型の建売住宅に比べると、注文住宅は同じ広さで同じ間取りだと割高になってしまいますので、メリハリをつけてこだわりを実現するのがおすすめです。

注文住宅が向いているタイプ

「暮らし方に対するこだわりが強い」「趣味や楽しみを大切にしている」「家族と家を作っていくことを楽しみたい」といった人は注文住宅が向いていると言えるでしょう。

住宅と土地がセットになっている建売住宅は、高品質な家を安く購入したい人や、なるべく早く入居したい人に向いた住宅です。一方、注文住宅は既に土地を持っている人や、家づくりにこだわりがあり時間をかけてオリジナリティーのある家を作りたい人に向いています。福岡で家を建てるなら、どちらの方法がよいかを考えてみてはいかがでしょうか。