福岡で後悔しない家づくりをするために必要なことは? | 太宰府・小郡・朝倉・筑前・筑紫野で探す高機能注文住宅情報
省エネ住宅
福岡で後悔しない家づくりをするために必要なことは?
2023/12/21
福岡で家を建てた方の中には、予算・資金面、デザイン面、環境・立地面などで後悔や失敗したケースが多いようです。これらのポイントに気を付ければ、後悔しない家づくりの実現が可能です。
また、家づくりではマイホームでの暮らしやその後のことを考えつつ、無理のない予算内で生活しやすい環境の土地選択、間取りなどへの注意が求められます。家族での話し合いを通じてそれぞれの希望を明確にし、要望の優先順位を決めておくことが、スムーズなマイホーム建築につながるでしょう。
福岡の家づくりで後悔・失敗した経験を学ぼう
一度建ててしまった後では、後悔しても取り返しがつかないのが家づくりです。家づくりには多額の費用と時間、そして労力がかかります。福岡にマイホームを建てようと検討しているのであれば、慎重に進めて後悔のないようにしましょう。
こちらでは、福岡で家を建てた方の後悔・失敗した体験談をご紹介します。
予算・資金面での失敗
一軒家を建てるためには高額な費用が必要となるため、工務店とよく話し合いを行い、予算・資金面で失敗しないように注意したいものです。要望をすべて盛り込んだ家を建てようとすると想像していた以上に高額になる場合が多く、ほとんどの場合は後付けオプションを減らしたり、素材や家具のグレードを下げたりして、予算管理を行わなければなりません。
多少予算オーバーでも、「なんとかがんばれる」と見込んで家を建てると、経済的に苦しい生活を強いられることがあります。
さらに、数十年後に損失を出さないで物件を売却できるかどうかなどの、長期的な視点を持つことも重要です。
デザイン面での失敗
家づくりにおいて、デザインは外観だけでなく内部の設計も含みます。特に注文住宅の場合、間取りや収納スペースに注意を払わないと、住みにくさが生じるかもしれません。
さらに、窓の位置やサイズ、エアコンの設置場所も家に快適さに大きく影響するため、これらの要素は特に重要です。失敗しないためにもモデルハウスを事前に見学し、これらの点を確認するのが得策でしょう。
環境・立地面での失敗
家そのものの品質はもちろん、家を建てる土地周辺の環境や立地も重要なポイントです。せっかくいい家を建てても、家にアクセスする道幅が狭かったり、買い物に不便だったりすると、後々の不満にも繋がりかねません。特に子どものいる家庭では、幼稚園や学校へのアクセスを長期的な視点で考慮する必要があります。
また、防犯や治安に関しては、夕方から夜にかけて現地を訪れて街灯などの状況をチェックすることも重要です。これにより、より安全な住環境を確保できます。
後悔・失敗しないために行いたいことは?
家づくりで後悔・失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえ、時間をかけてプランを練ることが大切です。
家族で理想の家づくりについて話し合う
家を建てることになったら、最初に家族全員で理想の家づくりについて話し合う機会を持ちましょう。家は家族全員がそれぞれ心地よく暮らすための大事な場所ですから、子どもや配偶者の意見も取り入れることが重要です。
「洗濯物が干しやすい家が欲しい」「ビルトインガレージに昔から憧れていた」「和室も1室は絶対に欲しい」など、家族で理想の家について話し合うことによって、具体的なイメージをまとめ上げられます。
優先順位を決める
家に対する要望の優先順位を明確にしておくことも大切なポイントです。優先順位を「絶対に譲れない条件」「必要な条件」「あればいいもの」「それほどこだわらないポイント」などに分け、内容を具体的に箇条書きにしていきます。
予算、耐震性、通勤時間、小中学校に歩いて行けるなどといったポイントは優先するといいでしょう。これに対して、和室やパントリー、ビルトインガレージなどは予算と相談しながら可能な範囲で実現する要素です。
また、外観にあまりこだわらなければ、家の内部をより充実させられます。これらの作業は、工務店やハウスメーカーに実際に相談する前の段階で済ませておくといいでしょう。
情報収集をする
依頼を検討している工務店の情報を収集することも忘れてはいけません。特にInstagramでは家のデザインだけでなく、会社の実績もチェックできますので、活用をおすすめします。
福岡に合った家づくりをするための対策とは?
福岡でマイホームを建てる際には、福岡の気象条件や土地に合った家づくりが必要です。
暑さ・寒さ対策
福岡は、冬は暖かく過ごしやすいのですが、夏場は湿った海風によって暑さ指数が高くなることが多い地域です。ですので、暑い夏でも涼しく過ごせる、断熱性能に優れた家を推奨します。断熱性が高いということは、夏場は暑い外気が家の中に入らず、冬場は家の中の暖かい空気が外に漏れにくいということです。
花粉・黄砂・PM2.5対策
中国に近い福岡は、春になると黄砂やPM2.5が飛来しますし、花粉症も見逃せない問題です。ですので、黄砂・PM2.5・花粉対策に優れた、高気密な家づくりが重要です。高気密の家であれば空気の出入りが少なくなります。その影響で黄砂や花粉を避け、年間を通してきれいな空気で生活することが可能です。
徹底した地震対策
福岡エリアでは2005年に震度6弱の「福岡県西方沖地震」が起きており、今後も大地震が起こる可能性があります。そのため、地震対策も非常に大切なポイントです。地震対策には「耐震」や「制震」などがあり、これらを組み合わせることによってより地震に強い家が実現できます。
シロアリへの対策
湿気の多い海風が吹くのが福岡の特徴なのですが、この海風はシロアリにとって非常に快適な環境を作り出しています。シロアリは適切な対策を講じないと、家屋に深刻な害を与えるため、シロアリ対策に有効な樹種を使用した家がおすすめです。
福岡で家づくりの後悔や失敗から学ぶべき点は、予算・資金面の注意、デザインの重要性、環境・立地の検討です。予算超過への対策、デザインや配置の適切な計画、周辺環境や立地の確認が重要とされています。家族での話し合い、優先順位の決定、情報収集も後悔を避けるために役立つでしょう。
福岡での家づくりには、気象条件に合わせた暑さ・寒さ対策、花粉・黄砂・PM2.5対策、地震対策、シロアリ対策が必要です。高断熱・高気密な家づくり、地震に強い構造、シロアリ対策に有効な素材の選定が求められます。