夢に近づく福岡の住まいを地元工務店から~資金計画づくりの流れ | 太宰府・小郡・朝倉・筑前・筑紫野で探す高機能注文住宅情報
省エネ住宅
夢に近づく福岡の住まいを地元工務店から~資金計画づくりの流れ
2024/01/12
福岡で注文住宅を建てる際の費用は、土地取得費、建物建築費、諸費用の大きく3つに分かれます。土地取得費は土地代のほか印紙代、登記費用などがかかり、建物建築費は本体工事費と付帯工事費に分かれます。その他にも諸費用として不動産仲介手数料、各種税金、住宅ローン手数料などが必要です。地元工務店と協力することで費用を抑えつつ、地域に合った家づくりができます。
注文住宅を建てるために必要な費用
夢のマイホームを実現させるためには、まずはどれくらいの費用がかかるか知っておかなくてはいけません。こちらでは、福岡で注文住宅をご検討中の方のために、注文住宅を建てるために必要な費用を紹介します。
◇土地取得費用
土地を取得するために必要な費用は土地代だけではなく、印紙代、登記費用、固定資産税・都市計画税、測量費用など様々な費用がかかります。
◇建物建築費用
建物本体を建築する本体工事費と、付帯工事費が含まれます。主な工事内容は、次のとおりです。
・仮設工事
足場の組み立て、作業のための仮設電気、水道、トイレなどの設置
・基礎工事
建築の支えの工事(ベタ基礎、布基礎工事いずれか)
・内装工事
床、フローリング、タイル、壁紙など
・外装工事
外壁、屋根、塗装、壁のサイディングなど
・設備の設置
キッチン、浴槽、空調工事など
・設計料
注文住宅の場合、建物建築費用の約10~15%
駐車場、庭、門などエクステリアの工事、照明、カーテンなどの工事費用は建物建築費用には含まれないため、別途かかります。
◇諸費用
注文住宅を建てるためには、土地取得費用と建物建築費用以外にもさまざまな費用が必要になります。一つひとつは少額でも、全部を合わせると建物建築費用の約10%にもなるため、予算を立てる前にしっかりと把握しておくことが大切です。諸費用としては、以下のようなものがあります。
・土地を取得する際の不動産仲介手数料
・税金各種(印紙税、登録免許税、不動産取得税、固定資産税・都市計画税など)
・住宅ローン手数料
・保険料各種(火災保険、地震保険、団体信用生命保険料など)
・地鎮祭、上棟式にかかる費用
・引っ越し費用
・仮住まい
理想の家づくりができる工務店選び
注文住宅にかかる正確な費用を知るためには工務店や住宅メーカーに相談する必要があります。費用や地元の事情に詳しいなどの利点があるため、地元の工務店へ相談するとよいでしょう。
◇地元工務店のメリット
主なメリットは、次の3つです。
・費用を抑えられる
大手住宅メーカーは宣伝や広告に多額の費用を費やしていて、工事は下請け業者に依頼する場合は中間マージンも発生し、それらの費用は建築費用に上乗せされます。一方、地元の工務店は小規模で自社施工のため、原価に近い金額で注文住宅を建築しているため、費用を安く抑えることが可能です。
・やり取りがスムーズに行える
大手の住宅メーカーの場合は、やり取りは営業担当者と行います。一方で地元の工務店であれば、現場の管理者などへの連絡が取りやすく、自宅から近いため柔軟に対応してもらえるため、住まいが完成した後も安心です。
・快適で安全性の高い住まいを実現できる
地元の工務店は地元の風土、気候などを熟知しているため、最適な建材を使って快適で安全性の高い住まいを提案してもらえる場合があります。
◇工務店選びのポイント
地元の工務店といっても技術力は同じではないため、信頼できる工務店を選ぶために工務店選びがとても重要です。工務店選びをする際の主なポイントは、次の4つです。
・得意分野
自然素材の住まい、機能性の高い住まいなど、工務店によって得意分野は異なります。理想の住まいを実現するためには、工務店の得意分野、住まいへのこだわり、コンセプトなどを理解することが大切です。
・施工実績
施工実績の多い工務店は、高い技術力と提案力を期待できます。
・対応や担当者との相性
注文住宅を建てる際は情報共有が必要不可欠で、建築期間も長期間に渡るため、対応の良し悪しと担当者との相性も選ぶ際の重要ポイントです。
・経営状況と安定性
注文住宅はアフターサービスや保証が付きますが、工務店が倒産してしまうとサービスを受けられなくなります。
自分の返済能力に合わせた資金計画を立てる
住まいは高額なので、住宅ローンを組んで購入するのが一般的です。返済能力に合わせた資金計画を立てるために役立つ情報として、こちらでは頭金や借入額の設定する方法と、住宅ローン減税について解説します。
◇頭金
頭金とは、契約が成立したときに支払うまとまった資金のことで、注文住宅では現金で支払う自己資金のことを指します。住まいの購入で頭金は必ずしも必要ではありませんが、住宅価格の約1~2割の金額を頭金として支払うのが通常です。
住宅価格が4,0000万円であれば、頭金は400万~800万円です。頭金を用意しておくことで、住宅ローンの借入額と月々の返済金額を少なくできます。
◇借入額の設定
住宅ローンの返済期間は長期に渡るため、住宅ローンを組む際は借入金額を慎重に設定することが重要です。住宅ローンの借入額は、一般的に「返済負担率」をもとに算出します。返済負担率は年間の返済額が年収に対し占める割合で、金融機関の審査基準の一つとして考慮されます。
年間のローン返済額÷年収×100=返済負担率(%)
金融機関の審査基準では返済負担率は30~40%ほどが上限となる場合もありますが、無理のない返済を実現するためには返済負担率は20%以内が理想です。
借入額4,000万円、3,000万円、2,000万円の、年収別返済負担率は次のとおりです。
・借入金4,000万円の場合
400万円:約31%
550万円:約22%
700万円:約17%
・借入金3,000万円の場合
400万円:約23%
550万円:約17%
700万円:約13%
・借入金2,000万円の場合
400万円:約15%
550万円:約11%
700万円:約9%
具体的な月々の返済額や借入額を知りたい場合は、住宅ローンシミュレーターが便利です。
◇住宅ローン減税
住宅ローンを組んで注文住宅を建てた場合、年末のローン残高の0.7%を所得税から控除されます。2025年12月31日までに入居すれば、最大13年間控除が受けられ、所得税から差し引けない場合は、次年度の住民税から控除(上限97,500円)されるため、賃貸よりお得です。
また2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅の場合、省エネ基準を満たすことが条件となっているため、注意が必要です。
福岡で注文住宅を建てる際には、さまざまな費用を考慮する必要があります。まず、土地取得費用が必要で、土地代のほかにも印紙代、登記費用、固定資産税・都市計画税、測量費用などがかかります。
建物建築費用には本体工事費と付帯工事費が含まれ、内装工事、外装工事、設備の設置、設計料などが含まれます。また、エクステリアの工事や照明、カーテンなども追加費用がかかります。
さらに、諸費用として不動産仲介手数料、各種税金、住宅ローン手数料、保険料、地鎮祭や上棟式の費用、引っ越し費用、仮住まいなども考慮しなければなりません。これらの費用は少額でも積み重ねれば、総費用に影響を及ぼすため、事前にしっかりと把握し、予算を立てることが大切です。
注文住宅を建てる際には、地元の工務店との協力が役立ちます。地元工務店は費用を抑えられるだけでなく、やり取りがスムーズで、地域の気候や風土に適した建材を提案してくれるメリットがあります。
工務店選びの際には、得意分野や施工実績、担当者との相性、経営状況などを考慮して信頼できる工務店を選びましょう。
最後に、住宅ローンを組む際には頭金の用意や借入額の設定が重要です。頭金は住宅価格の1~2割程度が一般的で、用意することで借入額や月々の返済額を軽減できます。借入額は年収に対する返済負担率を考慮して慎重に設定し、住宅ローン減税の恩恵も活用しましょう。
注文住宅を建てるにはしっかりとした資金計画が必要です。地元の工務店との協力や返済計画の工夫を通じて、理想のマイホームを実現しましょう。