想家工房の家づくりへの情熱と徹底した施工管理、年間限定10棟の建築に込められた想いとは | 太宰府・小郡・朝倉・筑前・筑紫野で探す高機能注文住宅情報
魔法瓶住宅
想家工房の家づくりへの情熱と徹底した施工管理、年間限定10棟の建築に込められた想いとは
2023/07/28
マイホームの建設は多くの人々にとって一生の夢であり、可能であれば手作りの注文住宅を選びたいところです。多数の工務店が存在しますが、高品質で手間をかけた住宅作りに誠実に取り組んでいる会社はそれほど多くはありません。福岡県に拠点を置く想家工房は、厳密な施工管理を通じて高品質な住宅を建築し続けている数少ない工務店の一つです。本記事では、年間の住宅建築数を10棟に制限し、家造りへの情熱を注ぎ込む想家工房のポリシーをご紹介します。
上田社長に聞く想家工房の家づくりへの想い
福岡県エリアを中心に住まいの相談に対応している想家工房(そうかこうぼう)は、健康と安全を考えた、未来基準の家を提供することをモットーとしています。同社の上田社長は大手ゼネコンで数十年間の間、公共事業および民間商業ビル・分譲マンションなどの現場監督を務め、常務取締役を経た後、福岡市内の建築会社で注文住宅の監督に就任した経歴の持ち主です。
勤務で培った経験を通し、「住む家族を笑顔にする家をつくりたい」「健康も資金も何の不安もない家づくり」という思いから、想家工房を立ち上げました。同社の注文住宅に採用されている「魔法瓶断熱工法」は、上田社長の実母がヒートショックによって脳梗塞を起こし、介護が必要な状態になったという辛い経験をもとに開発されたという経緯があります。「安心安全な家の中にいたはずなのに、引き起こされてしまったこの辛い状態を繰り返したくない」との思いが魔法瓶断熱工法開発の原動力となっています。
魔法瓶断熱工法は高気密で高断熱、しかも計画換気と高コストパフォーマンスを実現した工法で、高額な費用をかけずに年間を通して快適に過ごせる住宅造りの要となっています。高気密・高断熱のため全館空調設備を取り入れやすく、住空間内の温度差を小さくしてヒートショックを予防しやすいのが魔法瓶断熱工法の特徴です。
想家工房の創業は2007年、継続経営を可能にさせるためにと福岡市南区にほど近い春日市が拠点に選ばれました。従業員には建築士の他に施工管理技士や住宅ローンアドバイザーなどが在籍しており、社長自らも営業・設計・現場監督をこなし、一貫した管理のもとに施工管理を行っているのも想家工房のメリットのひとつです。
年間限定10棟の建築に限る理由とは?
想家工房では住宅の建築を年間10棟に限定しています。気密性にポイントを置いた施工法では、どんなに高価で高性能の材料を使用したとしても、施工管理がずさんであれば性能を発揮しきれず、気密性の低い家に仕上がってしまいます。家の出来栄えというのは施工管理が最も大切なため、自信をもって施工管理が出来る棟数に限定する必要があります。
想家工房の魔法瓶断熱工法は、文字通り魔法瓶のように住宅を断熱材ですっぽりと包み込むオリジナル工法のことで、家の隙間を無くしつつ、夏も冬も冷暖房が利きやすい快適な家に仕上がるように設計されています。一般的な住宅とは異なり、外気を床下へ通さずに屋内の空気を床下へ循環・換気させ、床冷えを起こしにくい計画換気の仕組みづくりをしているのが魔法瓶断熱工法の特徴です。
想家工房では、魔法瓶断熱工法の良さを現場で実感できるように見学会場も設置していますので、ぜひ一度見学してみることをおすすめします。見学会場は太宰府天満宮からほど近い場所にあり、バイク好きは必見の「想家工房 太宰府Base」と、福岡県筑紫野市にある「筑紫野オフィス」の2ヶ所です。
優良な工務店を見極めるポイントは?~年間施工件数や施工内容
憧れの一戸建てを建設することを考えているけれど、どのような工務店に依頼すれば良いのかわからないという方も多いでしょう。建築会社や工務店を選ぶ際には、現場監督一人が年間に管理する棟数、そしてその監督歴を確認することが重要です。
監督歴が15年未満で、しかも一人あたりの管理棟数が10棟以上の場合には注意が必要と言えます。技術力に欠ける工務店の建築した住宅は気密性が低く、ヒートショックなどの被害を受けやすいだけでなく、建築後数年で雨漏りなどの被害が生じることも少なくありません。
さらに、地元での施工実績も工務店の実力を客観的に判断する材料となります。設計の自由度が高く、建築後のアフターフォローも充実している工務店であれば、安心して建築を依頼できるでしょう。工務店の大きな利点はその柔軟性にあります。
ハウスメーカーなどと比較して、間取りを自由にカスタマイズできるなど、自分の希望に沿った家造りが可能となります。工務店のウェブサイトには、施工実績を掲載したページがありますので、その特性をしっかりと理解し、自分のニーズに合った会社を選ぶことが重要です。
優良な工務店を見つけるのは、実際には非常に難しいことです。例えば、大手であり年間施工件数が多くても、担当する現場監督の経験が浅い場合や、管理棟数が過剰である場合、細かな施工が期待できないケースも珍しくありません。可能であれば、自宅を建てる地域の気候や土地条件、さらには各地域の建築法規に精通した地元の工務店を選択することをお勧めします。